「完全無機質焼付塗装」は成分に一切有機物が存在しません。
揮発分(溶剤)は水とアルコールを使用します。
シンナー等の有機溶剤は使用しておりません。
(従来製品には有機成分が必要なため「無機質系」の名称になります)
無機質: 金属や鉱物など炭素を含まない化合物。
主にケイ素(シリコン 元素記号Si)と酸素の結合で形成される。
すでに酸化しているのでこれ以上酸化することはない。
この結合エネルギーは紫外線の分解エネルギーよりはるかに大きいため、
紫外線による結合破壊はおこらない。
有機物: 主に石油製品を原料とする化合物。
無機質に比べて複雑かつ多様な構造をもつ。
紫外線や熱などにより破壊される。
比較的毒性が強く、環境側面での影響が大きい。
特徴1: 超耐熱性能
無機質のみで形成された塗膜は1200℃の炎にも影響を受けません。
タバコの火やライターの炎ではまったく変質しません。
小型ガストーチによる加熱 約1200℃×3分
特徴2: 対汚染性能(清掃回復性)
1. 塗膜表面抵抗値が小さく、大気の摩擦による静電気の発生が少ないので
汚れにくい。
2. 付着した汚れは染み付かず、簡単にふき取ることができます。
3. 塗膜硬度が9Hと塗装系の中では最も高く、清掃や接触による摩擦劣化が
少ないので、長期間初期性能を持続することが可能です。
特徴3: 耐薬品性能
シンナー等の溶剤に破壊される有機質を含まないため、
溶剤や薬品による清掃が可能です。
ラッカースプレーや油性マジックによる落書きも溶剤で洗い落とせます。
清掃後も光沢に変化はありません。
大気中の有害物質にも影響は受けません。
特徴4: 耐衝撃性能
同じ完全無機質といえるホーロー鋼板パネルは衝撃や屈曲に弱いのに
較べて完全無機質は塗膜の剥離・割れなどが生じません。